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犬の病気についての記事

副腎皮質腺腫のイヌの1例    熊本市 東区

  今回は、他院で治療が困難ということで当院を受診された患者さんについて紹介したいと思います。     チワワ 10歳齢 避妊メス 元気・食欲にムラがあるとのことで他院を受診されました 超音波検査にて副腎腫瘤を認めたが治療困難とのことで、 精査希望で当院を受診されました       当院でも超音波検査を行ったところ左の副腎という臓器が 10mmほどに腫大していました(正常値は6mm程)         副腎はホルモンを分泌する臓器です。 ここが腫大しているということはホルモンを過剰に分泌し、 全身状態に影響を与えている可能性があります。       コルチゾールというホルモンの値を測定したところ 腫大した副腎の影響で クッシング症候群という病気を起こしていることが分かりました。       この検査をACTH刺激試験と言います。 刺激前 10.2 ug/dl   (正常値:1.0-6.0 ug/dl) 刺激後 30 ug/dl以上    (正常値:8.0-18.0 ug/dl)     … 続きを読む

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脾臓血管肉腫のイヌの1例    熊本 上益城郡

脾臓の血管肉腫は非常に悪性度の高い腫瘍です。 脾臓にできる腫瘍の45〜51%の割合で発生し、 大部分は中高齢に発生します。       好発犬種としてジャーマン・シェパード、 ゴールデン・レトリーバー、 ラブラドール・レトリーバーが 知られています。   転移部位として肝臓、大網、心臓などが知られています。         検査として、レントゲン検査、超音波検査が用いられます。 しかし、レントゲン検査、超音波検査、開腹時の肉眼所見で 診断をすることはできず、摘出して病理検査に出すことでしか 確定診断することはできません。         また術中術後の合併症として不整脈、 DIC(播種性血管内凝固)が起る非常に危険な腫瘍です。       治療法として外科的治療が第1選択となります。           G・レトリーバー 避妊メス 11歳齢 1週間ほど前から元気食欲がないとのことで 他院を受診されました。     … 続きを読む

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炎症性ポリープの悪性転化が疑われる直腸腺癌を粘膜プルスルーにより切除した犬の1例  熊本市 西区

近年、国内のミニチュア・ダックスフントにおいて 炎症性結直腸ポリープが好発することが報告されています。 中高齢の雄のミニチュア・ダックスフントに好発し、 症状として血便、しぶり、軟便、下痢、肛門からの ポリープの脱出などが見られます。 治療には免疫抑制剤が効果的だと報告されています。       症例 ミニチュア・ダックスフント 雄 11歳齢   便に血が混ざっている。との主訴で来院されました。 直腸検査を行い、肛門から数cmのところに腫瘤が 見つかりました。 (このあと、手術中の写真などが出てきます。了解いただいた方のみご覧ください)

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ワンちゃんのかゆみについて

ワンちゃんが体をかゆがる原因として、皮膚に住むダニ、ノミ、細菌、カビ、ホルモン、アレルギーなどが挙げられます。それぞれ原因を見つけ治療する必要がありますが、今回はその中でもアレルギー性皮膚炎についてのお話です。   そもそもアレルギー性皮膚炎は、食べ物による食物アレルギーと環境中の物質による環境性アレルギー性皮膚炎の2つに大別されます。   食物アレルギーは顔、特に口まわりに出やすく、食事の直後に症状が出る事も数日経ってから出る事もあります。また環境性アレルギー性皮膚炎は、耳まわり・首・おなか・内股など、床や地面と接触しやすいところに出る事が多いのが特徴です。 食物アレルギーは、いつものフードをアレルギー対応の物に変える、おやつを変えるなどの食生活の見直しが必要となります。一方、環境性アレルギー性皮膚炎に対しては、薬の内服や生活環境の改善のほか、病院に1日お預かりして行う薬浴があります。   この薬浴について、ご紹介したいと思います。

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肥満細胞腫のイヌの1例   (熊本 中央区)

この症例は腫瘍の中でも比較的遭遇することの多い 肥満細胞腫という腫瘍についてです。       症例 避妊メス パグ 高齢(年齢不明) 6.4kg 前胸部腫瘤の急速な増大を主訴に来院されました。       左胸部に拳大の腫瘤ができていました。 腫瘤は境界明瞭で可動性があり、 皮下から発生する腫瘤が疑われました。 (以降、手術の写真などが出てきます。)

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動脈管開存症のイヌの1例  (熊本 東区)

今回は動脈管開存症という心臓の先天奇形の病気に関することです。     動脈管開存症(PDA)とは胎児期に存在する動脈管という血管が 出生後も閉鎖することなく残ってしまう病気です。       イヌの心血管奇形全体の約30%を占める遺伝的疾患で、 好発犬種は マルチーズ,ポメラニアン、シェルティー、トイプードル、 ヨークシャテリアとされています   (以降は手術の写真が出てきます。ご了解いただけた方のみ見てください)

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